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新TOEICテスト 直前の技術—スコアが上がりやすい順に学ぶ
新TOEICテスト 直前の技術—スコアが上がりやすい順に学ぶロバート ヒルキ ポール ワーデン ヒロ前田 Robert Hilke

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セミナー(「セミナー: TOEIC速効セミナー/日経アソシエセミナー」参照)のテキストとして配られた1冊だが、3~4年前から気になっていた(結果、ダブらなくてすんだが)。

長くTOEICを研究した氏によるTOEIC解説本。問題の分類、出題者の意図、解答のテクニックがPart毎に掲載されている。問題の分類ができれば効率的な学習ができ、問題の意味・出題者の意図が理解できれば惑わされずになり、解答のテクニックを知れば時間に追われなくなる。発行は5年前と若干古いのだが、今でも十分役に立つ。例えば、ハングル(TOEICの受験者は大半が日本人と韓国人であり、双方の弱点を狙った問題が出題されるとの説明が前述のセミナーであり)でコピーとコーヒーは発音が似ているため、その間違いを狙った問題が出される(P.19)は、今回2011年9月11日の第165回TOEIC公開テストにも出題されていた。

なお、当然ながら練習(セミナーでは氏は”Practice”を使用)は必要性も説かれており、一読で点数が上がるというものではない(それができれば誰も苦労はしない)。
8月27日(土)開催の日経アソシエ主催、ロバート・ヒルキ氏のTOEIC速攻セミナー
http://business.nikkeibp.co.jp/nbs/nba/semi67/

著書『新・TOEIC直前の技術』 でロバート・ヒルキ氏の名前を知り、今回そのセミナーということで申し込み。(中村澄子氏の勉強会といろいろ迷うが、1日で終わり他へのインパクトが少ないことと、次回9月11日の試験対策の一環としてこちらを申し込む。)

まずセミナーの言語、基本は終始英語なのだが、在日歴が長い(30年超)こともあり、また妻が日本人とのことで日本語は流ちょう。時折、日本語でしゃべったり日本の単語を織り交ぜたりする。また英語も、TOEICを研究し続けて日本人・韓国人の苦手分野を理解しているだけあり、平易な文・単語が多く、普通に喋っているときも聞き取り安く、理解しやすい。

肝心のセミナー内容だが、なるほどと頷くものから目から鱗が落ちるものまで、氏のテクニックがいろいろ紹介される。こうした類のテクニックは邪道という意見もあるが、王道でもある。日本では否が応でもTOEIC偏重のところが多く、まずは点数ありきなのも事実。であれば、こうしたテクニックを知っておいて点数を出してしまえばいい。それから、趣味やより実務の英語勉強をすればいいのだから。

TOEIC対策としてはもちろん、ユーモア有り楽しめる終止楽しく参加できた。
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1日1分レッスンの中村澄子著による最新TOEIC本。

前回の「TOEIC TEST 3カ月で高得点を出す人の共通点」が挿絵あり・グッズや他人のノート紹介ありで読み物として楽しめる1冊であったのに対し、こちらはより実践的な1冊。勉強の道具や方法では少し被るところもあるが、これからTOEIC受ける人、受けていて手詰まりを感じているときなどには参考になる。

特に、前著でも書かれていることだが新公式問題集が最も大切というのは、市販の本から入った人には目から鱗が落ちる思いだろう。また、各Partごとの重要度や時間配分など、TOEICのProcedure Manual (手順書) とも言える。