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ローン・サバイバー [DVD]ローン・サバイバー [DVD]

ポニーキャニオン 2014-09-02
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任務でアフガンに侵入したSEALsの4人が、遭遇したロバ使いを逃したことからタリバン200人に包囲された実話。原作は「アフガン、たった一人の生還

原作と異なり、前半部分にあったSEALsになるまでの過酷な訓練はほとんどカットされている。また、主人公4人の物語もだいぶ割愛されているため感情移入はしにくい反面、映像ならではの迫力も相まって、結末を知っている身としても目が離せなかった。

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映画: フューリー FURY

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第二次世界大戦末期、M4シャーマン戦車でドイツ軍に挑むブラッドピット演じるリーダーと乗組員4人の物語。唯一、走行可能なTIGER戦車も登場するなど、迫力ある戦闘シーンや、強面のブラッドピットや仲間達の人間性が魅力。後半、1台で300人のドイツ親衛隊に挑む戦闘シーンは少し盛りすぎの感はあるが、それでも胸熱くなる。

尚、劇場での公開は、アカデミー賞の状況次第では延長もあり得るだろうが、そろそろ終盤戦。

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アフガン、たった一人の生還
アフガン、たった一人の生還マーカス ラトレル パトリック ロビンソン Murcus Luttrell

亜紀書房 2009-08
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おすすめ平均 star
star強い兵士とは
starアメリカ人の軍隊への思い入れ
starアフガンの、戦争の真実

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US NAVY SEALs 隊員によって書かれたノンフィクションで、SEALsの内面がよく分かる1冊。前半は著者がSEALsになるまでの訓練過程を、後半では任務のためアフガンに潜入して帰還するまでを描く。

前半の過酷な訓練の様子は、何日も徹夜で過ごす訓練など、体力自慢の選りすぐりですら続々と脱落するほど過酷。しかしながら、そんな中でもSEALsの考え方は普遍的な事象として参考になることも多い。例えば、以下の内容はSEALsのような特殊部隊・隊員になるわけでなくても、納得できる。

「先のことを心配し、どれだけ耐えられるだろうかなどと考えて、逃げ出す計画を立て始めてはならない。(略) ただその日一日を耐え抜け。そうすれば、きみたちの先には輝かしいキャリアが待っている」(P.148)

後半は、アフガンに派兵され、4人のチームで敵地に潜入することとなる。そして1人のアフガン少年に見つかるところから大きく状況が変わる。その少年を逃すか著者・チーム内でも葛藤があるわけだが(もちろん、ジュネーブ協定や世論は当然として軍のルールでも非戦闘員の攻撃は許されないのだが)、逃す。その結果、通報され、200人ほどの敵に攻撃されることとなる。

映画化もされるようで(日本での公開は不明)、440ページ以上もあるが内容的にはテンポ良く読める。


2015/1/4追記
邦題「ローン・サバイバー」として公開。
ローン・サバイバー [Blu-ray]ローン・サバイバー [Blu-ray]

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映画: アバター

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アカデミー賞は振るわなかったが、メディア・知人、その他の前評判通り。ストーリーに関してはほとんど前提知識を得ずに鑑賞したが、非常に満足いく1作だった。

イメージとしては、「スター・ウォーズ」+「ダンス・ウィズ・ウルブス」のSF版+宮崎駿の実写版+TVゲーム「ファイナル・ファンタジー」÷4といったところ(あくまでもイメージとして、決して二番煎じという意味ではない)。

”稀少な資源を巡って、原住民を無視して搾取を行う民間企業の地球人”といつ現実となってもおかしくない設定の元、主人公が原住民との対話を巡って葛藤をもたらす。ストーリーも娯楽映画としてきれいにまとまっており、何より見たこともないSFX、映像美に感動する。

また、自ら飛行機の免許を取得した宮崎駿同様、飛行機が好きなのか飛行シーンやマニアックな航空用語がふんだんに使用されている(残念なのが、意図的かどうかかはわからないが、字幕ではそうした用語がかなり意訳されている)。話題の3Dと効果相まって、自ら飛んでいるかのように錯覚を覚えるほどの飛行シーンはそれだけで気持ちがいい。

その3Dについても、一昔のようにそれだけを全面に出すわけではなく、違和感なく見ることができた。唯一、注文を付けるとすれば3Dの眼鏡が耐久性を持たせるためだろうか、かなりごついのだが、重みがあって鼻が痛くなる。。。

大統領の娘・サマンサは普通の大学生活に憧れ、親元・ホワイトハウスから数千キロ離れたところで新生活を始めるも、常にシークレット・サービスが常に目を光らせ。。。

王族のないアメリカ版「ローマの休日」といった内容。コメディ・ロマンスとして、気軽に楽しめる。

1点、題名が非常に気になった。原題のまま、意訳するなら「ホワイトハウス・プリンセス」の方がしっくりくる気がする。

ホワイト・プリンセス(2004年・米 原題:FIRST DAUGHTER)

監督:フォレスト・ウィッテカー
脚本:ジェシカ・ベンディンガー、ジェリー・オコンネル
出演:ケイティ・ホームズ、マーク・ブルカス、マイケル・キートン
 
 
 

パキスタン・カラチで誘拐・殺害されたジャーナリスト ダニエル・パールの妻マリアンヌ・パールの手記『マイティ・ハート』(潮出版社刊)を映画化。

2002年1月、パキスタンのカラチ。出国を翌日に控え、最後の取材に出かけた米国人記者ダニエル・パールが消息を絶つ。同じくジャーナリストであり、妊娠5ヶ月の妻マリアンヌと共に、パキスタンのテロ対策組織、米国領事館、所属するウォール・ストリート・ジャーナルの上司、さらにはFBIも加わり捜索が進められる。

実話だが、何も知らずに観るとサスペンス映画さながらのストーリー展開・緊張感が続く。日本人が被害にあった事件:2004年5月に発生した日本人ジャーナリストと戦場カメラマンの橋田信介さん、小川功太郎さん襲撃、死亡した事件でさえ記憶から薄れる中、正直中東での命がけのジャーナリズムとはを考えることは少ない。現地の情景を想像・把握する社会映画として、単に夫婦愛の映画として、濃い1本であることは間違いない。

マイティ・ハート(2007年・米 原題:A Mighty Heart
監督 マイケル・ウィンターボトム
製作 ブラッド・ピット 他
脚本 ジョン・オーロフ
出演者 アンジェリーナ・ジョリー

昔、25年位前にはやっていたロボット番組のハリウッドリメイク版。

SFXはさすがハリウッド映画、という所だが映画の内容自体は今ひとつ。感動やストーリーを堪能するにはひねりも何もなく、娯楽映画として観るには時間が長い(2時間半)。

トランスフォーマー(2007年・米 原題:Transformers)
監督 マイケル・ベイ
製作総指揮 スティーブン・スピルバーグ、マイケル・ベイ
製作 ドン・マーフィー 他
脚本 アレックス・カーツマン 他
出演者 ピーター・カレン
ヒューゴ・ウィーヴィング
シャイア・ラブーフ
タイリース・ギブソン 他