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ベアード・トゥ・ユー(上)ベアード・トゥ・ユー(上)
シルヴィア・デイ 中谷ハルナ

集英社クリエイティブ 2013-01-04
売り上げランキング : 143115

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もともと自費出版だったが、反響により書籍化、NY Tymes のベストセラーにもランクインされた本書。

文章は非常にダイレクトですらすら良く読めるだけでなく、行間には微妙な登場人物の心情も含まれており、軽々しさを感じさせない。主人公2人含め、個性的な登場人物達もストーリーに花を添える。

たまにはさくっとした読み物を、純粋に娯楽を楽しみたい、そんな時に満足できる1冊。
movabletypeにiPhone,Android,Opera mini(BlackBerryなど)用インターフェースを提供するpluginがあったので導入、備忘録がてら。
まずは以下のサイトからpluginをDownload


次にDownloadしたZipファイルを解凍、中にある2つのフォルダをそれぞれ以下にUploadするだけ。
・mt-static/plugins/iMT/ 以下→<movabletype導入フォルダ>/mt-static/plugins/iMT/
・plugins/iMT/ 以下→<movabletype導入フォルダ>/cgi-bin/plugins/iMT/ 

これで、今までと同じmovabletypeのURLにiPhoneなどからアクセスするだけで、iOSなどに最適化されたページが表示される。(Blackberry の Opera mini Ver.6.5.27548 からは若干、おかしな挙動があったが。。)

movabletypeiPhone.PNG
機能はPC版に比べ限定されるが、ちょっとしたメモの投稿という点で使い勝手が良さそうな印象。
安全・快適エアラインはこれだ (朝日新書 41)
安全・快適エアラインはこれだ (朝日新書 41)
朝日新聞社 2007-04-13
売り上げランキング : 649435

おすすめ平均 star
star報告書的で読みもの的面白さには欠けるが・・
star安全面から見た航空機の雑学本
starフライト中に楽しめる本ではないようです

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各種ランキングを紹介するも、著者としての結論が出ているわけでもなく、少し消化不良であった。安全・快適の章では380の脱出テストを紹介していたり食事を紹介したり最新設備紹介したり、航空会社ごとの快適なシートを掲載するWeb(URL)を紹介したり(P.168)、中には航空管制の話を出したり(タイトル通り趣旨はエアラインの比較なはずで、ここで航空管制が出てくるのは少し違和感)。良くも悪くも雑学集。

航空ジャーナリストの事故分析関連の著書は得てして、豆知識のパッケージになってしまうのか、誰に、何を訴えたいのか、論点がぼやけてしまうように感じる。

肩肘はらずに、雑学集として読めばいいのだろうが・・・。
20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義Tina Seelig

阪急コミュニケーションズ 2010-03-10
売り上げランキング : 7

おすすめ平均 star
starワクワクさせてくれる本、実践しなきゃ。
starのっけから驚かされ、考えさせられる
star自ら作ってしまっていた限界を可視化させてくれる

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起業家向けの講義を担当している著者だから、内容もそちらの方面が多い。それでも"月並みな考え方を覆す”、”日常にぶつかる困難をチャンスとして捉えられるようになる”点は大いに参考となる。20歳と言わず、人生の羅針盤に、活力剤に、とらえ方は人それぞれ異なるだろうが、読む人全てに何かしら役立ち心に残るフレーズがここにはある。例えば

自分のキャリアは、フロントガラスではなくバックミラーで見ると辻褄が合っている。(P.131)

と言った内容が、多数の有名・無名人の人生とともに紹介される。また、その中にはスタンフォード大学卒業式でのスティーブ・ジョブズの講演も多数含まれる。後半では実際に使われた演習もいくつか紹介されており、そうした講演・演習のビデオのURLが巻末に多数、掲載されている。

■読後メモ

BATNA(Best Alternative to a Negotiated Agreement):交渉が決裂した時の対処策として最も良い案を検討・準備しておくことで、①余裕ができる、②最悪な条件を取る必要がない、③BATNA自体が交渉策になる、といったメリットが生まれる。

イラクとパレスチナ アメリカの戦略 (光文社新書)
イラクとパレスチナ アメリカの戦略 (光文社新書)
おすすめ平均
starsインターネット上の情報からアメリカの戦略を深読みする
stars大量破壊兵器について
starsわかったようなつもりになれる本。
starsアメリカの中東政策が浮き彫り!
stars欧米による間接的な植民地支配が今でも続いている

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中東問題を「外」から語る書は数あまただが、内外双方からの視点でまとめられた本は少ない。タイトルの3カ国に留まらず、イスラエル問題やオスマントルコとヨーロッパ(イギリス・フランス)の関係など、中東の全域、および過去から現在までをも網羅している。白黒はっきりしていたブッシュ元大統領だが、実はアメリカの政策は中道派・右派の争いにより御都合主義であったり(歴史をひもとけばイギリス・フランスも同様に)、中東の中でも民族や宗教によって糸筋縄ではないことが明快に理解できる。

尚、本書における「外」からの視点に関する部分は”仮説”の域を抜けない部分も多数有り、この辺は評価が分かれる。但しそれら外部リソースについては引用先(URL)を明記していて、読者が検証していくことは可能である。何より、中東に関する一辺倒な情報から一歩離れて多角的に検証するきっかけとしては、本書はとても有意義な1冊である。