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ノマド化する時代 (ディスカヴァー・レボリューションズ)ノマド化する時代 (ディスカヴァー・レボリューションズ)
大石哲之(@tyk97)

ディスカヴァー・トゥエンティワン 2013-03-29
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定年制の崩壊、大企業でさえ安定が崩れるかも知れぬ昨今。一方で今後はグローバルと言いつつも、その実態は英語(しかもTOEIC)に限定した話であったり、日本の海外展開(あくまでも主は日本人)などしっくりこない。本書はそんなもやもやを払拭する、今後の働き方・生き方で参考になる1冊であった。

尚、タイトルのノマドは近頃持てはやされているカフェで仕事する人、フリーランサーなどではなく、グローバルな仕事を求めて、あるいは必要に駆られて地球上を転々とする人々を指す。

著者は外資コンサルの経歴持ち主であり、著書は分かりやすく論点が鋭いものが多い大石哲之氏。本書も、その例外ではなかった。
仕事を求めて世界を股にかける人、あるいはチャンスを求めて飛び出した人、子供の教育のためにアジアへ出た人、などなど事情は様々ながら定住しない人(=ノマド)の実例を多分に紹介する。その前後、最初に前提やノマド化の概要を、最後にそうなる今後の世界を生きるヒントと、非常に分かりやすい構成もしっくり頭にとけ込む。

Twitterでは比較的過激なコメントも多い著者だが、本書ではマイルドで万人受けしそう。日本を中心に生活している身にはいろいろ刺激多き本だった。
英語を学ぶのは40歳からがいい 3つの習慣で力がつく驚異の勉強法 (幻冬舎新書)英語を学ぶのは40歳からがいい 3つの習慣で力がつく驚異の勉強法 (幻冬舎新書)
菊間 ひろみ

幻冬舎 2011-07-28
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3つの習慣、即ち音読・多読・最低限の表現を覚える(巻末に44の英語表現を掲載)は至極まっとうだが、全体の本書の魅力は種々のTips。リエゾンや発音のルール(例えばget up は「ゲラップ」、単語の最後の[d]は発音しないなど)、未来を表す3種類の表現(be doing / be going to do / will do)の使い分けなど、学校で習わないが有益・必要な情報が満載。勉強の仕方でも、TOEICの問題は解かない(とは言っても、社会ではTOEICの点数が求められるのも事実。ここは何を主眼におくかだが、ある程度の点数取るまでは、TOEICも勉強すべきと考えるが)など、考えさせられる。

載っている英語表現も初歩的なモノが多く、比較的読みやすい。タイトルから40歳以上のみをターゲットにしてはもったいない。
新TOEICテスト 直前の技術—スコアが上がりやすい順に学ぶ
新TOEICテスト 直前の技術—スコアが上がりやすい順に学ぶロバート ヒルキ ポール ワーデン ヒロ前田 Robert Hilke

アルク 2006-12-21
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セミナー(「セミナー: TOEIC速効セミナー/日経アソシエセミナー」参照)のテキストとして配られた1冊だが、3~4年前から気になっていた(結果、ダブらなくてすんだが)。

長くTOEICを研究した氏によるTOEIC解説本。問題の分類、出題者の意図、解答のテクニックがPart毎に掲載されている。問題の分類ができれば効率的な学習ができ、問題の意味・出題者の意図が理解できれば惑わされずになり、解答のテクニックを知れば時間に追われなくなる。発行は5年前と若干古いのだが、今でも十分役に立つ。例えば、ハングル(TOEICの受験者は大半が日本人と韓国人であり、双方の弱点を狙った問題が出題されるとの説明が前述のセミナーであり)でコピーとコーヒーは発音が似ているため、その間違いを狙った問題が出される(P.19)は、今回2011年9月11日の第165回TOEIC公開テストにも出題されていた。

なお、当然ながら練習(セミナーでは氏は”Practice”を使用)は必要性も説かれており、一読で点数が上がるというものではない(それができれば誰も苦労はしない)。
8月27日(土)開催の日経アソシエ主催、ロバート・ヒルキ氏のTOEIC速攻セミナー
http://business.nikkeibp.co.jp/nbs/nba/semi67/

著書『新・TOEIC直前の技術』 でロバート・ヒルキ氏の名前を知り、今回そのセミナーということで申し込み。(中村澄子氏の勉強会といろいろ迷うが、1日で終わり他へのインパクトが少ないことと、次回9月11日の試験対策の一環としてこちらを申し込む。)

まずセミナーの言語、基本は終始英語なのだが、在日歴が長い(30年超)こともあり、また妻が日本人とのことで日本語は流ちょう。時折、日本語でしゃべったり日本の単語を織り交ぜたりする。また英語も、TOEICを研究し続けて日本人・韓国人の苦手分野を理解しているだけあり、平易な文・単語が多く、普通に喋っているときも聞き取り安く、理解しやすい。

肝心のセミナー内容だが、なるほどと頷くものから目から鱗が落ちるものまで、氏のテクニックがいろいろ紹介される。こうした類のテクニックは邪道という意見もあるが、王道でもある。日本では否が応でもTOEIC偏重のところが多く、まずは点数ありきなのも事実。であれば、こうしたテクニックを知っておいて点数を出してしまえばいい。それから、趣味やより実務の英語勉強をすればいいのだから。

TOEIC対策としてはもちろん、ユーモア有り楽しめる終止楽しく参加できた。
アルクのヒアリングマラソンを始めて1年、とうとう終わりを迎えたのでまとめを備忘録がてら。

まずはヒアリング時間。結論としては580時間、1000時間はおいといて、目安としていた600時間(50時間/月)にはわずかに届かず。概ね2~2.5時間/日実施するも、休日など行わない日も多かったため。基本は通勤時間+昼休みで実施、+αで時間を取るようにしていたが、前半は試験(PMP・TOEIC)の勉強に充てたこともあり、思うように延びなかった。仕事が忙しかった分、通勤時間が増えて”多聴”時間は多かったものの、”精聴”時間が少なかった。

効果は、数値的なものとして3回のTOEICを挙げる。1回は最高点を更新するものの、2回はいまいちな低スコアで結論でず。ただし、これはヒアリング時の集中した時間”精聴”の少なさに比例したもので、やった内容相応と納得。その他の感覚・二次効果と、最新の話題・ボキャブラリーは間違いなく増えた。これは仕事でも、ガイジン相手の会話のネタにかなり役だった。

その他、教材について。ヒアリングマラソン用とEnglish Journalがセットになっているが、希望を言うと分けてヒアリングマラソン用のみで3万円程度で出してもらいたい。(ちょっと抱き合わせ販売感はぬぐえず。)

最終的なまとめとして、ヒアリングマラソンの内容はバラエティに富んでおり、またレベルもよく考えられている。(開始条件、TOEIC550点以上の人が)真剣にとりくめば間違いなく能力向上すると感じる一方、年間1000時間のヒアリング時間確保はそれ相応の決意が必要。
ぺんてる シャープペンシル 1.3mm マークシートシャープセット AM13STHB 5セット
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その名の通り、マークシートのためのシャープペン。
・2~3往復でマークできる
・上記の二次的な効用として、紙へのダメージが少ないため消しやすい
といったメリットがある。
1.3mmという太さが非常に心地よく、少し大げさに言うとマークするという行為を忘れて自然とできる。0.5mmのシャープペンとは比べるまでもなく、鉛筆と比較しても落下による芯折れや削り忘れといった心配から解消されるのは大きい(もちろん、大切な試験時にはもう1本なり鉛筆なり予備がある方がいいのは言うまでもないが)。
時間との勝負であるTOEICで抜群の威力を発揮。また、価格も通常のシャープペンと大差ないのもうれしい。
新TOEICテスト スコアアップ135のヒント (祥伝社黄金文庫)
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祥伝社 2010-03-11
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おすすめ平均 star
star出来ないのに欲張りな方に
star「TOEICテストスコアアップ131のヒント」中村澄子/小学館 2006/12出版(親本)を大幅に加筆・修正した文庫化版。
starTOEICで高得点を取るヒント

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1日1分レッスンの中村澄子著による最新TOEIC本。

前回の「TOEIC TEST 3カ月で高得点を出す人の共通点」が挿絵あり・グッズや他人のノート紹介ありで読み物として楽しめる1冊であったのに対し、こちらはより実践的な1冊。勉強の道具や方法では少し被るところもあるが、これからTOEIC受ける人、受けていて手詰まりを感じているときなどには参考になる。

特に、前著でも書かれていることだが新公式問題集が最も大切というのは、市販の本から入った人には目から鱗が落ちる思いだろう。また、各Partごとの重要度や時間配分など、TOEICのProcedure Manual (手順書) とも言える。

TOEIC TEST 3カ月で高得点を出す人の共通点
TOEIC TEST 3カ月で高得点を出す人の共通点
祥伝社 2010-01-30
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おすすめ平均 star
star三ヶ月では無理だけど・・・
starテクニック本ではない
star3カ月で900点を獲得するための実践的方法論

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タイトルからすると一見テクニック集のように早とちりしてしまいそうだが、本書は決して軟派な本ではない。安直に高得点を求める人は一蹴し、どうすれば目的を達成できるか、最低でも1日3時間の勉強を努力する人の一助となるよう、アドバイス的な、至極硬派な1冊。

TOEICはテクニックだけで高得点を取れるものではないが、英語力があるからといってして高得点取れるわけでもない。非可逆的な論理がそこには存在し、今の日本では明文化されているか否かは別としてスコアが少なからず求められている以上、高得点を出すためのテクニックも必要であったりする。

本書は努力(著者は前述の通り1日3時間の勉強をボーダーラインに課す)している・する人を対象としており、高得点を出す勉強方法、他の結果を出した人の紹介、中にはノート術やグッズの写真紹介等もあり、多方面から刺激してくれる。
書物から講義までTOEICでは第一線で有名な著者とあり、実務的なことから目から鱗が落ちるようなことまで、参考になる情報が満載。あまり受験していない人はもちろん、普通の正統派的な英語学習のみの人は一読の価値あり。

アルクのヒアリングマラソンを申し込む。1年間に1000時間を目安にヒアリングを実施することで英語の聞き取る力をつけるという有名な通信講座。

基本的に英語の学習は目的と意識だと思っているので、お金をかけて勉強するのには消極的だった。しかし、自己満足や徒労感で終わることの多い英会話教室や怪しげな(時間をかけずに、などと謳った)教材と異なり、英語を習得した人の多数がNHKラジオと共に推薦する同教材。そうは言っても1000時間、1日辺り3時間近くの勉強が必要なわけで、継続するのが難しいのもまた事実。今回、

・会社の収益悪化に伴うコスト削減で、今年は会社の英会話教室が中止となる
・ヒアリングマラソンが、とある会員の特典で20%offとなる

ことから意を決する。効果の程は主観的なものの他に半年後・1年後のTOEICで相対的に苦手なヒアリングがどの程度向上するか、確認したい。