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改正後
<『第三十二条 航空身体検査証明の有効期間は、当該航空身体検査証明を受ける者が有する技能証明の資格ごとに、その者の年齢及び心身の状態並びにその者が乗り組む航空機の運航の態様に応じて、国土交通省令で定める期間とする。』

改正前
『第三十二条 航空身体検査証明の有効期間は、定期運送用操縦士の資格を有する者にあつては六月、その他の者にあつては一年とする。』

2011 年 5 月 25 日に公布されたことで、1年以内に施行される模様。1年毎(第二種の場合)の身体検査が緩和される。FAAのように40歳未満は3年くらいにはのびるだろうか。

c.f. 国土交通省 航空身体検査証明の有効期間に関する検討会( http://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr12_000007.html )

3月27日(土)、横田の管制官(USAF)始め、C-130のパイロット等による横田管制エリアに関する講習会に参加。横田のオペレーションからパイロット向け情報、昨年に新しくなった管制システム等を裏話含め、最後にはQ&Aタイム含めて内容の濃い2時間。以下、備忘録兼ねて個人メモ。

・Position Report(管制官への位置通報)について、今回説明を行っている管制官は在日経験が長いためある程度Localの地名も理解しているが、アメリカから赴任したばかりの人などは理解していない。そのため、極力Major Airportを起点に方位+距離が望ましい。

・Honda A/PのParachute Jumpを行う航空機は、Honda Localの他にもYokotaへ実施前(5分後等)にReportしている。

・Atsugi GCA(Ground Controlled Approach)はVFRをモニターしていない。→厚木飛行場近辺もVFRは横田にContact。

・横田は月曜日-金曜日の8am-4pmはASDF(航空自衛官)も待機しているので、日本語対応も可能。

・日本が使用している世界標準の航空ルール(ICAO)ではなく、アメリカ(FAA)の方式で管制。

・VFRのSquawkは54xx(厚木は52xx)。→FAA方式の12xxに一時変更したが、昨年導入した新システムが対応していないため。

・YOKOTAのRader/RadioのMVAC(死角)

・YOKOTA空域の混雑状況(月-金の9am-6pm)

ライト兄弟のフライト100周年(2003年)と時を同じくして、クレジットカードサイズのプラスチック製に変更されたCertificate(技能証明書)だが、以前の紙製のものはついに3月末で失効することに。

http://www.faa.gov/licenses_certificates/airmen_certification/expiring_paper_certificates/

対処には、$2で更新(再発行)が必要。

エアライン・クライシス―なぜ信じられない事故が起こるのか (平凡社新書)
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おすすめ平均 star
star種々の航空事故を把握するにはいいが・・・
star内容に重みがない
star飛行機に乗る前に

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今昔東西、様々な航空事故を紹介。が、本としては話の流れに論理性がなく、個々の事故の分析も軽薄。

まず論理性という意味で、話の始まりが”クライシスの始まり”ということで9.11によって航空の安全が覆されたと謳っている。にもかかわらず、本編は過去の”信じられない”事故の事例紹介や、古い機体の危険性・特定の機体の結果説明に終始する。そして話の結末も、局所的な結論である。

個々の事故では、因果関係が確定していない物や、恣意的な報道等をそのまま掲載しており、多面的な分析がほとんどなされていない。例えばB777のために洋上飛行ルールをFAAが規制緩和した点を、エアバスが安全性をないがしろにしていると批判した点について、”もしエアバスの主張が正しければとんでもないことである”と早急に結論づけている。しかし、(アメリカのメーカーよりなルール変更の是非は別として)ルール変更による事故が2010/3現在、出ていない点からもルール変更による危険性の増加は認められない。

その他、気になる点多数で、残念な内容だった。

引っ越しに伴う各種住所変更として、FAAの Pilot Certificate も住所変更&免許の再発行を行う。
方法は以下からログイン(FAAのAccountがない場合、先に作成)、メニューから"Order Replacement Certificates"を選択。あとはクレジットカード(再発行手終了:$2)等を入力して申請。

http://www.faa.gov/licenses_certificates/airmen_certification/airmen_services/

2週間程度で送付とあるが、日本でも1~2週間で到着。昨年の制度改定でUSでのFlightには英語能力の証明が必要となるが、既存Certificate HolderはOral試験に一応通っているってことで、無条件でPass、"English Proficient"の裏書きが記載される。

DSC_8527.jpg
再発行手続きのため今年3月まで延長されていたが、今後USでFlightのためにはこのEndorseが必須になった。
http://www.faa.gov/licenses_certificates/airmen_certification/english_proficiency/